「あみあみメカスマ秘密基地」ではグッドスマイルカンパニーのブランド『メカスマ』にターゲットを絞って、その魅力をお届け!

大好評のうちに最終回を迎えた『SSSS.DYNAZENON』から、MODEROIDシリーズでもダイナゼノンが登場!
合体の仕様やプロポーションなど、完成品トイのDXとはまた違ったアレンジとなっている「MODEROID ダイナゼノン」。今回のレビューでは開発中のテストショットを組み上げた完成見本で、その見どころを徹底チェックしていきます!!

※『メカスマ』とは?※
グッドスマイルカンパニーがメカ&ホビーを愛するユーザーに贈る、ロボット、メカニック、ヒーローをテーマにしたホビーブランド。
グッスマならではのクオリティと、ユーザーに負けない熱いハートを込めて送り出されるメカは、時代を超えて幅広い作品からのセレクトで、製品仕様もフィギュア、キット、合体トイなど様々な形態でメカの魅力を再現しています。

「MODEROID ダイナゼノン」では、一部パーツの差し替えにより各形態への変形・合体を再現しています。
まずは合体前の各機から見ていきましょう!
(記事中で使用している「THE シンプルスタンド」は別売りとなります。)

竜人型のロボットという類を見ないヒーローメカのダイナソルジャー。全体的にスリムにアレンジされ、よりシャープな印象のプロポーションとなっています。

全身の関節も可動。ダイナソルジャーのみの全高は約10センチほどと小ぶりながら、単体のアクションフィギュアとしても存分に遊べる仕上がりです。

ここが気になる!!

塗装済みパーツの導入に加えて、成形色やシールによる色分けにより、素組みでも再現度の高いカラーリングを実現しているMODEROIDシリーズ。ダイナゼノンでも、非常に細かい部分まで色分けの工夫がなされています。 (※写真のサンプルは開発中のため、変更となる場合があります。)

こちらの写真では、恐竜型頭部の“頬”にあたる部分のグレーのみがシール。胸と腹にあるメタリックブルーのポイントは彩色済みパーツで、他は小さな目や腹部にある牙なども成形色によるパーツ分けとなっています。

ダイナソルジャー脚部の特徴的な脚パーツの色分け。脛にあたる部分の赤のみがシールで、膝アーマーの色分けはグレーと赤の成形色の組み合わせで再現されています。

ダイナウイングは中央のコックピット部分、機首回りのカラーリングが彩色済み。
翼も変形ギミックを入れられるギリギリのバランスで薄く作りこまれ、航空機らしいカッコよさが表現されています。

ダイナストライカーの車体は後述の形状重視パーツにより、オフロードカーらしい力強さが強調されたプロポーション。

脚部となるダイナダイバー。膝関節部分の伸縮ギミックはオミットされていますが、腿部分の造形によるシルエットの繋がりや、鋭角的に前方へ張り出した艦首部分を強調した造形で、全体のどっしりとした一体感が演出されています。

ダイナランチャーのハッチは手動で開閉可能! ハッチ内部とミサイル弾頭の色分けもぬかりありませんよ。

ダイナゼノンへの合体の前に、ダイナソルジャーと各機のコンバイン形態も再現可能です!
ウイングコンバインは、ダイナウイング裏面の装甲を差し替えて変形させ、ダイナソルジャーの背中にジョイントします。

ストライカーコンバインでは、ダイナソルジャーの腕を外して、左右分割したダイナストライカーをジョイント。
ダイナストライカーのホイールを、前方へ向けるように変形します。

長距離移動に使われていたダイバーコンバイン。ダイナダイバーのグリップは差し替えなしで立ち上げることができます。

ではいよいよ合体!! ですがまずは……

ここが気になる!!

合体のための差し替えパーツをチェックしておきましょう。
差し替えといっても最小限のパーツだけで、あとはほぼ設定どおりのギミックで合体をこなせるようになっています。

いったん外して付け替えることになるのがこちらのパーツ。
ダイナウイングから離脱する兜パーツは設定どおり。
ダイナソルジャーの頭部と腕、ダイナウイングの裏面装甲はいったん外して変形後にまた取り付けるようになっています。

ダイナストライカーからは、車体部分の外装パーツを取り外します。
肘関節回りを着脱式の形状重視パーツでカバーすることにより、変形前後のプロポーションを両立させているのです。

こちらは合体時のみに使用する専用パーツ。
ダイナダイバーの艦橋と交換する変形パーツと、ダイナソルジャーとダイナウイングの合体後に肩部分をカバーする形状重視パーツです。

では改めて合体!

設定どおりに、ダイナソルジャーを覆うようにダイナウイングが合体。
ダイナソルジャーの頭部はダイナウイングとの合体クリアランスの都合でいったん取り外しますが、変形後に再び元通りに取り付けます。
取り外したダイナソルジャーの腕は、余りパーツとならないようにウイングの後部に取り付けられるアレンジが盛り込まれています。

合体用パーツと交換したダイナダイバーの艦橋。合体用パーツでも、変形前のスタイルが再現できるようになっているのがこだわりポイント!

左右に開いたダイナダイバーの艦橋が腰アーマーに。ダイナソルジャーとの接続は、スライド式でガッチリ固定されるようになっています。

腕を外したダイナソルジャーの肩に、分割したダイナストライカーが合体。そしていったん離脱した兜がダイナソルジャーの頭部へ……!

兜が合体したダイナソルジャーの口が開きダイナゼノンの顔が現れるギミックも、設定どおりとなっています!
ダイナゼノンの顔は、塗装済みパーツで細部のカラーリングも再現!

ダイナゼノーン(ダイナゼノーン)!
全体の力強さはそのまま、上腕・腰・太ももの引き締まった、よりマッシブさの際立つプロポーションとなっています。

DXダイナゼノンと比較すると、こんなにコンパクトなのにほぼ同様の変形合体ギミックが盛り込まれているのに驚かされます。
全体のバランスではウイングがかなり大きくアレンジされていて、翼の全幅はDXとMODEROIDであまり変わりません。

胸が大きく前に張り出し、大きめのウイングのシルエットも際立つ、よりヒロイックなスタイル!
ヒーローロボとしての魅力を突き詰めた新解釈によるプロポーションは、MODEROID独自の魅力を生み出しています。

各部のメカディテールも追加され、より高密度なデザインに。
脚部側面にみられる、DXのゼンマイギミック用スライドスイッチを意識したディテールなども、遊び心が感じられて嬉しくなりますね。

バトルゴー!
ダイナゼノン形態でも、別売りの「THE シンプルスタンド」を使用したディスプレイが可能。
全身の可動に、アクションポーズ用の交換手首でブンドドが捗ります!

交換用手首は、握り手、開き手のほか、クリア成型パーツのダイナセイバーエフェクトも。

腰のサイドアーマーが可動することで脚を大きく開くことができ、腰の左右回転も可能でよりダイナミックなポーズが決められます。

もちろん、全ての武装を展開したフルバーストも再現可能!

そして、各機をさらに組み換えてダイナレックス形態へ!

ダイナソルジャーの頭部はいったん外し、ダイナレックス頭部を差し替えなしで展開。腕と足も差し替えなしで変形してダイナレックスの上半身となります。
膝関節とかかとの爪を後方に展開したダイナダイバーと、改めて合体!

ダイナストライカーには、唯一のダイナレックス形態専用パーツであるジョイントパーツを車体裏に取り付け。

ダイナウイングから外した兜と装甲パーツを、上半身に取り付け。
取り外したダイナソルジャーの頭部は、ダイナレックス頭部がスライドしたあとのスペースに収納することができます。

翼を展開したダイナウイングが背中に、ジョイントパーツを取り付けたダイナストライカーが尻尾に合体して、ダイナレックスの完成です!!

先述の通りダイナウイングの翼が大きめのバランスなので、ダイナレックス形態でも一段と迫力のあるプロポーションに仕上がっています。

このとおり、ダイナレックス形態でのボリューム感はDXと並べても遜色ないぐらいです。

必焼大火炎・レックスロアー!
鋭い牙も成形色による色分けはバッチリ。素組みでも、隅々まで迫力ある必殺形態をお楽しみいただけますよ。

最少限の差し替えパーツにより、ヒロイックなプロポーションでの変形合体を可能にした「MODEROID ダイナゼノン」は、ただいま好評予約受付中。
DXダイナゼノンをお持ちの方もそうでない方も、見逃せない仕上がりです!!

(文 TAC☆)グッドスマイルカンパニー/MODEROID ダイナゼノン プラモデル 商品ページ あみあみ/MODEROID ダンガイオー プラモデル 商品ページ
©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会
※画像は開発中の製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
※商品に付属しない備品を使用し撮影している場合があります。ご了承ください。