「ねんどろいど」を始めとした多様なフィギュア・グッズを展開し、時代の最先端をゆく「グッドスマイルカンパニー」。
現在、その創立15周年を記念した展示会「GOOD SMILE COMPANY 15th ANNIVERSARY EXHIBITION」が秋葉原にて開催中です。

そこでamiamihobbynewsは、同社の代表取締役社長「安藝 貴範」氏にインタビューを敢行!
一問一答形式でお答えいただきました。

 


【イベントリポート】グッドスマイルカンパニー15周年記念展示会「歴代ねんどろいど/新作アイテム他編」


【イベントリポート】グッドスマイルカンパニー 15周年記念展示会「歴代フィギュア編」

 

グッドスマイルカンパニー代表取締役社長「安藝 貴範」氏 インタビュー

●15年前と今とでフィギュア業界が最も変わったと思われる点は何ですか?
フィギュアを持ってても(そんなに)気持ち悪がられなくなった!

一番変わったのは、フィギュアを作ることが継続的なビジネスになったこと。
続けられることが分かれば人が集まり、業界ごと成長します。
そしてフィギュアを作るのが好きな人が存分にフィギュアを作れます。
これが僕たちの一番望んできたことなのでとても嬉しく思っています。

 
●今まで御社で発売した商品で、個人的に最も「印象深い」商品は何ですか?
最新作の「 木之本桜」!最高です!集大成です。

 
●15周年を前にGSC本社をオタク文化の中心である秋葉原に移転された理由は?
オタク文化の中心だからです。
改めてこの文化を毎日体感したいです。

 
●この15年でフィギュアを購入する層が広がっていると販売店側では感じていますが、今後さらにどのような層に広がっていくと思われますか?
濃いガレージキットファンから、原作品のファンへと広がり、最近では女性にも大きくファン層が広がりました。
海外にもどんどん広がっていますので、世界中で日本のコンテンツやクリエイティビティが認められていくと思います。

 
●ホビーメーカー業以外の事業に積極的に進出している御社ですが、この先展開を予定している(あるいは興味を持っている)領域はありますか?
アパレルや食事までファンの活動範囲を広げられるように色んなチャレンジをしてきましたが、 「衣」「食」ときたら次は「住」!にも興味があります。
また、ハイテク分野、IT分野との協業も進んでいくと思います。

 
●新しいことを始めるにあたって、一番重要だと思うことは何ですか?
楽しいと思えて、情熱があること。

 
●次の節目である20周年に向けて、何かひとこといただけますか?
フィギュアを軸にオタク産業の生存領域をどんどん広げていきたいと考えています。
文化は続くことに意味があり、続けば高度化していきます。
業界が盛り上がる為のチャレンジをもっともっと!と、真剣に続けて行きますので、皆様一緒に楽しんで参りましょう!

 

「グッドスマイルカンパニー」公式サイト

「グッドスマイルカンパニー15周年」特設ページ