国宝「久能山東照宮」は、クラウドファンディングで文化財を後世につなぐプロジェクト第2弾として「秘刀に命の息吹を。刀剣修復プロジェクト」を実施。修復対象となる全10口のうち先行して4口の刀剣が修復完了し、12月1日(土)より一般公開されることが決定しました。
本プロジェクトは、PCブラウザ&スマホアプリゲーム『刀剣乱舞 -ONLINE-』が全面的に協力されています。
以下、プレスリリースより抜粋。
株式会社パルコ(本部 東京都渋谷区、代表執行役社長 牧山浩三、以下パルコ)のクラウドファンディング サービス「BOOSTER(ブースター)」は、国宝「久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)」がクラウド ファンディングで文化財を後世につなぐプロジェクト第1弾の徳川家康公所用の「白檀塗具足(びゃくだん ぬりぐそく)修復プロジェクト」に続き、 第2弾「秘刀に命の息吹を。 刀剣修復プロジェクト」を行い、 修復 対象となる全10口のうち先行して4口の刀剣が修復完了し、 一般公開が決定いたしました。
「刀剣修復プロジェクト」では、久能山東照宮の神庫(しんこ)から新たに発見された8口の刀剣と、以前より奉納され伝わる刀剣2口(小烏丸写しなど)計10口の刀剣の修復を行い、本来の輝きを取り戻した刀剣を 皆様にお披露目することを目指して修復費を募集し、全国の皆さまから約2,900万円(目標金額500万円 587%)のご支援を賜りました。本プロジェクトは、PCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞 -ONLINE- (とうけんらんぶオンライン)」がプロジェクト主旨に共感し、 より多くの方々にご支援いただけるよう全面的にご協力をいただいております。
そして、この度、修復対象となる全10口のうち4口(脇指 西陣住埋忠、短刀 吉則、 脇指 備州長舩久光、刀 横山上野大掾)の修復が完了し、久能山東照宮博物館にて12月1日(土)から一般公開 を行います。
パルコBOOSTERと久能山東照宮は「クラウドファンディングを通じて、たくさんの方々と一緒になって文化財を後世につないでいきたい」という想いのもと、引き続き残りの6口(2020年完了予定)の刀剣修復を行います。
<修復完了刀剣>展示について
1)展示刀剣
脇指 西陣住埋忠
短刀 吉則
脇指 備州長舩久光
刀 横山上野大掾
※写真は修復前の写真です。
2)場所
久能山東照宮博物館(久能山東照宮内)
3)公開日
2018年12月1日(土)~
4)入館時間
9:00~17:00(最終入館16:45/年中無休)
5)入館料
大人400円、子供150円
※大人は高校生以上、小人は小学生・中学生とする。