10月16日(火)~19日(金)に幕張メッセで開催の「CEATEC JAPAN 2018」UKパビリオン内にて、コミュニケーション・ロボット「ATOM」が出展中です。
「ATOM」は手塚プロダクション監修により、 『鉄腕アトム』を元にモデリングが行われたコミュニケーションロボットです。
以下、プレスリリースより抜粋。
概要
日本製の「Raspberry Pi 3」を搭載した「ATOM」は、 英国のラズベリーパイ財団が製造した名刺サイズのシングルボードコンピュータの「Raspberry Pi」と、 世界で最も有名なロボットキャラクターである鉄腕アトムが融合して生まれました。 「ATOM」を英国パビリオン内(アールエスコンポーネンツ株式会社ブース内)に出展することで、 両国のAI技術をアピールする機会になると考えています。
「ATOM」に「Raspberry Pi 3」が搭載された理由は、 日本の技適マークを取得しており、 これ一枚あればフロントエンドAIに必要なCPU、 メモリ、 通信モジュールが揃い、 コスト効率が高くなるからです。
機能が集約されることで、 ロボット内部の構造が簡素化され、 物理的に動くロボットにとっては非常に有利となります。
子供向けのプログラミング教育向けに開発された「Raspberry Pi」が「ATOM」に搭載されることで、 子供たちにAIやクラウド技術への理解や興味が高まることも期待し、 またIoTセンサモジュール、 製造ライン監視、 デジタルサイネージなど、 業務用途の拡大も期待しています。
【コミュニケーション・ロボットATOMについて】
手塚プロダクション監修により、 鉄腕アトムを元にモデリングを行った「コミュニケーション・ロボットATOM 」は、 ユーザーが組み上げるパートワークをプロ ジェクト第1弾として、 昨年4月4日より定期刊行してきました。 手塚プロダクションは、 ATOMのモデリングおよびキャラクターの総合監修。
ロボティクスおよびフロントエンドAIを富士ソフトが設計・開発。 そしてクラウド部分のAIは、 インターネット経由でNTTドコモの「自然対話プラットフォーム」※2と接続。 VAIO株式会社は、 ATOM本体で使用しているメインボードなどの基板実装や10月1日から全国発売されている「完成版」の組み立てを担当。 そして、 ATOMらしい会話のもとになる10万以上のシナリオの作成、 さまざまなエンタテインメント・コンテンツの開発、 全体の企画・プロデュース、 販売を講談社が担当し、 5社それぞれの強みを生かしたキャラクターロボットが誕生いたしました。
※アールエスコンポーネンツ株式会社は、 「Raspberry Pi 3」の国内総代理店です。