ガンダム情報公式ポータルサイト「GUNDAM.INFO」にて展開されているプロジェクト「GUNDAM THE ORIGIN TECHNOLOGY LAB ~機動戦士ガンダム THE ORIGINを科学する~」の新たな実験動画・記事が公開された。

本プロジェクトでは、「モビルスーツはリアルに開発できる可能性はあるのか?」という疑問を、現実世界の宇宙開発技術の観点から科学的に検証。まずは「モビルワーカーの月面着陸」(『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』作中の一場面)を再現できるか、JAXA協力の下、実験が行われた。

今回、疑問への一定の結論が得られ、プロジェクト全貌が納められた動画が公開(動画解説記事第4弾は本日夕方公開予定)。動画内では、初公開となるJAXAの実験施設「月面模擬チャンバー」も登場する。

モビルスーツは月面に着陸できたのか? モビルスーツは開発できる可能性はあったのか?
その結論はいかに……!?

 


 

●オリジナル開発した足型試験機
JAXA橋本教授監修の元、「プラスチックなどの樹脂を使わない」「塗料や接着剤などを使わない」「複数の異なる部品を組合せない」などの条件、モビルワーカーを模した専用の試験機を共同で開発。

●月面模擬チャンバー(月面環境を模擬した真空チャンバー)
これまで一般に公開されたことはなく、映像として詳細が明らかになるのは今回が初めて。
真空状態を再現でき、月の模擬砂(レゴリスシミュラント)が敷き詰められたその内部は地上で、「限りなく月面に近い場所」。

●JAXA 橋本樹明教授
JAXA「宇宙科学研究所」所属。2003年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」ミッションに構想段階から参加。1990年代からは月着陸機や、月探査ロボットなどの研究を主導。2015年4月に相模原キャンパスに設置された「宇宙探査イノベーションハブ」を併任。月探査に関する日本のキ―パーソン。

●「GUNDAM THE ORIGIN TECHNOLOGY LAB」とは?
「子どもの頃に見たガンダムがきっかけで理工系を志し、宇宙工学・ロボット工学などの最先端の科学技術の現場を支えているプロフェッショナルなガンダムファンの大人たちが力を合わせて、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の中で描かれる宇宙空間におけるさまざまな事象・現象を再現。最先端の宇宙関連テクノロジーやガンダムという作品の魅力をお届けする」ことを目的としたプロジェクト。

●『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I~III』11月6日(日)18:25~ アニマックスにて3作品一挙放送
「GUNDAM THE ORIGIN TECHNOLOGY LAB ~機動戦士ガンダム THE ORIGINを科学する~」と平行して、アニマックスでは、11月6日(日)18:25~『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I~III』の3作品を一挙放送。詳細はアニマックス公式サイトをご覧ください。

 

「GUNDAM THE ORIGIN TECHNOLOGY LAB ~機動戦士ガンダム THE ORIGINを科学する~」特設サイト

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』公式サイト

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