オリジナルTVアニメ製作プロジェクト「僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会(以下、メカつく)」のグランプリに選出され、フジテレビにて6月に特番が放送される『RS計画 -Rebirth Storage-』のメインキャストおよびスタッフ、さらにメインキャラクター・佐神凛(さがみ・りん/画像右)、御堂結絃(みどう・ゆづる)の描き下ろしビジュアルが本日解禁されました。

メインキャラクターの少年・佐神凛には、『機動戦士ガンダムUC』(バナージ・リンクス役)や『心が叫びたがってるんだ。』(坂上拓実役)など、幅広い演技で実力を発揮する内山昂輝さんを、凛とコンビを組んで戦う少女・御堂結絃(みどう・ゆづる/画像左)には「メカつく」の企画募集段階からプロジェクトを盛り上げ、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(アナスタシア役)、『無彩限のファントム・ワールド』(川神舞役)などで注目を集める上坂すみれさんを据え、二人を見守る「東京機巧研究所」(東機研)のメンバーとして、中原麻衣さん、日野聡さん、佐倉綾音さん、星野貴紀さんら実力派声優陣が脇を固めます。

また、一般公募から選ばれた原案をもとに世界観を広げ、本作のシナリオを執筆したのは、アニメ・漫画・ゲームなど、ジャンルを問わず活躍する脚本家の岸本みゆきさん。監督は『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』(絵コンテ)や『ガンダム Gのレコンギスタ』(演出)などの多くのメカアニメに参加してきた亀井治さんが務められます。

 

■「僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会(メカつく)」について
「メカつく」は、2014年3月18日に「みんなが見たいメカアニメを、みんなでつくろう」というコンセプトで発表された、一般参加型のアニメ製作プロジェクトです。「E★エブリスタ」上でオリジナルアニメの企画を公募した一次選考には、500通を超える応募が寄せられました。
そこから選出された5作品について、2014年6月にキャラクターデザイン、メカニックデザイン、シナリオをそれぞれ募集。最終選考に残った5作品は短編のパイロットフィルムが制作され、2015年2月にはフジテレビにて特番『僕たちはメカアニメジェネレーション ~鬼才誕生直前SP~』が放送されました。
そして2015年3月、WEB上での投票によって再生数1位となり、グランプリを獲得したのが、今回放送が決定した『RS計画 -Rebirth Storage-』です。
小説投稿サイト発の作品が、書籍化などを経ずにテレビアニメとして放送される稀有な事例となります。

 

『RS計画 -Rebirth Storage-』あらすじ

西暦2025年――
突如出現した未知の脅威「機巧」は人類への攻撃を展開し、多くの都市がなすすべもなく破壊された。
窮地に立たされた人類だったが、日本で機巧の残骸が発見されたことをきっかけに設立された「東京機巧研究所」(東機研)を拠点に、機巧の兵器利用の研究が進められていく。
毒をもって毒を制すべく、機巧をもって機巧に対抗せんとするその方策は、人類に残された唯一の希望だった。

そして9年後。
発見された残骸を手がかりに開発された主力機巧「むっつ」の実戦投入が近づいていた。
「むっつ」搭乗パイロットの候補生として選ばれた少年・佐神凛(さがみ・りん)と少女・御堂結絃(みどう・ゆづる)は、人類の未来という大きすぎる希望を背負いながら、課せられた任務に果敢に立ち向かっていく。
だが、ふたりを待ち受けていたのは、あまりにも過酷な運命だった――

 

作品情報

■『RS計画 -Rebirth Storage-』

2016年6月 フジテレビにて特別番組放送

原案:ロール
脚本:岸本みゆき
監督:亀井治
メカニックデザイン:佐藤周一郎
キャラクターデザイン:政尾翼(DeNA)
プロデューサー:松尾拓(フジテレビ)、野上雄一郎(DeNA)

キャスト:
佐神凛…内山昂輝
御堂結絃…上坂すみれ
三島雪…中原麻衣
六車譲治…日野聡
志水佳織…佐倉綾音
沢渡雄一郎…星野貴紀

 

キャスト・スタッフコメント

■佐神凛役:内山昂輝
『RS計画 -Rebirth Storage-』は1話だけの特番放送ですが、その1話の中にたくさんのものが詰まった作品です。
アフレコが始まる前に、この企画のこれまでの経緯を詳しく伺って、スタッフの方々のチャレンジングな想いをキャストみんなで感じました。
視聴者の皆様に末永く愛される作品になればいいなと思っています。ご期待下さい。

■御堂結絃役:上坂すみれ
わたしがロボットアニメを見るときに、一番楽しみにしているポイントは「どうしようもない状況を、メカと人の思いで打破する」ところなのですが、『RS計画 -Rebirth Storage-』は、まさにそんな「ロボットアニメ的カタルシス」が描かれている作品です。
メカも個性的なデザインですし、キャラクターもそれぞれ様々なバックグラウンドを持つ、深い世界観となっています。
『RS計画 -Rebirth Storage-』、ぜひ応援をお願いします!

■監督:亀井治
今回の企画は、「演出家としてチャンスを頂いた」という一言に尽きます。
絵コンテを詰めていく過程では、シナリオとロールさんの原案を踏まえつつ、限られた尺の中で、いかにして見応えある一本の作品として成立させられるかに腐心しました。
相応のスケール感と、企画本来の「メカアニメの持つカタルシス」が映像で表現出来ていれば成功だと思います。スタッフ一同、鋭意制作中なのでどうぞ見て下さい。

■脚本:岸本みゆき
最初の打ち合わせでロールさんの企画原案を見せていただいて、とにかくこの深い世界観をどうやって尺に収めようかと頭を悩ませました。
単なるダイジェストでは意味がないし、かといって1話限りのやり逃げにするわけにもいかないし、ドラマを盛り込みつつ、今後の展開にも期待していただけるような構成を作るのは、難しいながらも楽しい現場でした。
『RS計画 -Rebirth Storage-』はこれが最初の一手です。さらなる広がりを皆さんにお届けできるよう、ぜひ応援よろしくお願いします。

 

『RS計画 -Rebirth Storage-』公式サイト

「僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会」公式サイト

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