今回は、「あみあみ」の看板娘 あみこちゃんがメガハウス本社に突入！　人気シリーズの企画担当者さんから、フィギュアにかける思いやこだわりポイントを伺っちゃいます!!　登場するのはどんな人……!?

あみこ　「メガハウス」バーチャルプロモーション部新入社員のメガちゃんからのご招待で、今回も都内某所にあるメガハウス本社におじゃましますデス！

あみこ　お話を伺うのは……第1回に続き、ジャンボさんの登場デス！

ジャンボ　今度は『ワンピース』からのアイテムを見てもらおうかなと。見ますか？

あみこ　もちろん見たいデス～！

あみこ　ルフィさんがいっぱいの「プチラマDX 『ONE PIECE』 LOGBOX RE BIRTH 02 ルフィスペシャル」デスネ！

ジャンボ　悟空に続いて、普段のルフィからギア2～5まで歴代スタイルを集めたものになっています。ギア3はワノ国での衣装にすることで変化を付けてあります。今回は背面をまるっきり割り切って、正面からのアングルにこだわった構成ですね。

あみこ　ギア2では右手だけ大きな拳になってたり、ゴム人間のルフィさんならではの身体のパーツの大小が楽しいデス！　それぞれのギアごとに頭身も違っているんデスネ。

ジャンボ　揃えるとギア4の大きさが大変なことになっちゃいますからね（笑）。悟空は小さくしてもマッチョなプロポーションでボリュームがあるんだけど、ルフィの手足は小さくするとすごく細くなっちゃうので、その場合のパーツ構成の難しさはありますね。

ジャンボ　一番気に入っているポイントは、ギア5の目がちゃんと浮いて見えるところかな。

あみこ　飛び出してマス～！

ジャンボ　飛び出した目玉を繋げることで、余計な支えパーツを使わずに浮かせているんですよ。最初はもっとたくさん目玉が並んでたんですけど、造形的に違和感があって（笑）。そこで互い違いにして繋げるようにしてあります。こういうのも、これまでにプチラマでやってきた経験からの応用なんですけどね。

あみこ　またしてもユーザーさんには直接お見せできないのが残念デスガ、開発途中の修正指示のための資料も見せてもらっちゃいマシタ～！

ジャンボ　全体の修正はデータ原型の時点で入れたものですが、顔の造形は立体で見ないと判らないところもあるので、出力品の写真を撮ったものに指示を書き込んであります。

あみこ　目玉の繋げ方を指示するために真上から見た写真がすごく不思議な絵になってマス！

ジャンボ　顔周りに関しては、ルフィは麦わら帽子のひさしがあるので、顔が隠れないようにするバランスが難しいところですね。顔は顎を引いているのにひさしが上を向きすぎてもおかしいし。ルフィや悟空との付き合いも長いので、顔の修正なんかは何も見ずに描けるようになってきました（笑）。

あみこ　あみこも絵を描いたり美少女プラモでの経験で、「この顔ちょっと違うな～」って時がありマス！　それをどう修正したら良くなるか、的確に示すのはすっごく難しいデス。

ジャンボ　最近は修正前後の画像を交互に表示した動画を送ることで、工場の人にもどう変えてほしいかが直感的に伝わるようにするなんて方法も使ってます。

あみこ　デジタル時代デスネ！

ジャンボ　まあ、パソコン画面をスマホで撮影するっていう、超アナログな手段でやっているんですけど（笑）。

あみこ　『ワンピース』からのジオラマアイテムはもうひとつ、LOGBOXシリーズの第5弾「LOGBOX RE BIRTH ワンピース ギア5スペシャル」も予約受付中デス！　こちらも紹介してもらえマスカ？

ジャンボ　タイトル通り、全部がギア5というラインナップになっています。月をバックにしたルフィは、いちばんスタンダードな構成といえますね。月の灯りを表現するために陰影を強く塗装しています。

あみこ　お空の大きい月を目の前に造形して、ルフィさんを貼りつけちゃったんデスネ！

ジャンボ　カイドウのウロコは色が違うんですけれど、ひとつひとつにスミ入れをするとコストがかかってしまうので、深いディテールにすることで単色で塗ってもその部分が濃く見えるようにしています。

あみこ　手前にカイドウがドーン！　ときて、空中にいるルフィさんとの奥行きが迫力をアップさせてマス！

ジャンボ　縄跳びになってる龍の本体は上の1体だけで、残りの回ってるやつはクリアで抜くことになります。

あみこ　残像も造型にしちゃうんデスネ！

あみこ　こっちの方はルフィさんの足がグルグル回ってマス！

ジャンボ　同じ回すのでも、いろんな表現の仕方があるって感じですね。カイドウと逆に、ルフィが手前で敵が奥にいる構成です。

あみこ　いろいろ見せてもらって、あみこも目がグルグルしてきたデス……。では最後に、『ワンピース』シリーズに関してのオススメポイントをいただけマスカ？

ジャンボ　目ん玉飛んでます！　ってことで（笑）。その他の部分でも、キャラクターの浮かせ方や空間の使い方などいろんな手法を盛り込んでいます。そのぶん、すごくコストのかかったものになっているんですが（笑）、みなさんに買って喜んでもらえる物になっていればなによりですね。

あみこ　ドラカプでも重ねてきた表現の工夫の集大成、製品の完成度も楽しみにしていマス！　今回もありがとうデシタ～！

あみこ　ジャンボさんが続きましたが、他の方もどんどん登場してくれるみたいデス。あみこも何度でも来マスヨ！

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©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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