2025年1月よりTVアニメが好評放送中の『SAKAMOTO DAYS』より、主人公・坂本太郎のフィギュアがメガハウスより登場!
躍動感あふれる戦闘シーンを立体化した「『SAKAMOTO DAYS』 坂本太郎 完成品フィギュア」と、てのひらの上でくつろぐ姿が楽しめる「G.E.M.シリーズ 『SAKAMOTO DAYS』 てのひら坂本さん 完成品フィギュア」について、それぞれメガハウスの若手企画担当者へダブルインタビューを実施。
本記事では、製作秘話など企画の裏側をご紹介します!
※記事内では開発中の彩色見本を使用しております。
▲(左)「G.E.M.シリーズ 『SAKAMOTO DAYS』 てのひら坂本さん 完成品フィギュア」企画担当 メガハウスM氏
(右)「『SAKAMOTO DAYS』 坂本太郎 完成品フィギュア」企画担当 メガハウスK氏
──まずは「坂本太郎 完成品フィギュア」についてお話を伺っていきます。
もともと原作は読まれていたのでしょうか?
メガハウスK ダイナミックなアクションや特殊能力ではないバトル描写が面白いと思っていました。作中でキャラクターがよく動くのですが、なにより絵のタッチがとても好きだったのでフィギュアをやってみたいと考えました。
──それではフィギュアのお話を早速伺っていきます。こちらのポーズにした経緯を教えてください。
メガハウスK これまでキャラクターフィギュアの企画経験が無かったということもあり、自分の中で〝このキャラクターと言えばこういうポーズ〟という正解が無い状態からのスタートでした。
──今回が初めての商品企画ということでしょうか?
メガハウスK 厳密に言うと、メガハウスに入社してから他の商品で既に企画自体は経験があるのですが、TVアニメキャラのスケールフィギュアは初めてです。
もともと趣味でプラモデルを作ったり3Dモデリングで自主製作をしていましたが、こういったキャラクターについては造型経験は特になかったですね。
──では改めてポーズのポイントを教えてください。
メガハウスK アニメーション、及び原作コミックでは「戦う前の予備動作」と「戦った後の結果」がかっこよく描かれている印象があるので、坂本太郎のポージングに関しては「これから攻撃するぞ!」か「攻撃し終わった結果」というシチュエーションがカッコいいのでは?と考えました。
このポージングですと敵を鋭くにらみつけて、これから飛び掛かるアプローチ、ないしは1アクション終えた後の瞬間にも見えるかなと。
──イメージを膨らませていく中で参考にした場面、資料などありますか?
メガハウスK 顔やディテールはもちろん、版権元様からいただいた資料をもとにしていますが、ポージングなど決めるにあたり坂本太郎の戦闘シーンで描かれる雰囲気や表情を参考に抽出しました。
なので「特定の瞬間を立体再現」ではなく、イメージとしてある坂本太郎のベストショットとしてまとめています。
また、ポージングのイメージソースとして、アクション映画のガンアクションシーンは参考にしました。ただ『SAKAMOTO DAYS』のキャラクターは超能力者ぐらいダイナミックに動くので、リアルな人物の動きというより、躍動感であったり見せ方の参考にしました。
──今回パーツの差し替えが可能ですが、もともと想定していた仕様ですか?
メガハウスK 実は差し替えについては企画を進めていく中で追加しました。
坂本太郎はフィジカルが強くて周りにあるモノを武器にして戦うキャラクターということもあり、元々はペン1本で戦う姿で進めていました。
そこから「武器の種類を変えられた方が坂本太郎らしいフィギュアになるのでは?」と考え、銃持ち手の追加を決めました。
ポージング的にも銃とペン差し替えても破綻しないように原型段階から調整はかけましたので、結果的にプレイバリューの幅が広がったので良かったと思います。
──坂本太郎自体の造型はいかがですか?
メガハウスK 何よりこのキャラクター、ガタイが凄くいいんですよ。ズボンが太いからガタイがいいのかなとも思ったのですが、シンプルに芯が太い。骨格が太い上に筋肉もしっかりついている〝フィジカルモンスター〟なのかなと思います。
そういった要素を盛り込むために、前腕の筋肉の筋や首元の鎖骨と胸襟のふくらみなどで表現しました。お腹がちらっと見えるのも良いですね。
そういった造型的な魅力を随所に詰め込みました。
メガハウスK また、筋肉だけではなく洋服のしわ表現は見てほしいポイントですね。
今回しわ表現を意図的に深く掘って入れています。そうすることで照明があたると落ち、影が深く入るんです。これにより、飾って見たときや写真を撮った時にコントラストが強く出ます。
スケールフィギュアの性質上、実物大の人間より当然小さくなるため、造型上の凹凸が曖昧になります。そういった点を筋肉の造型や服のしわの彫りで解消しています。
細かい金型の彫りが得意な工場にお願いしているからこそできることなので、本当にありがたいですね。
──難しかった点はありますか?
メガハウスK 正直なところ、表情を似せるのが難しかったですね……。
坂本太郎というキャラクター性を考えると丸みというより角張りを大事にしました。
頬骨やおでこなど、人間の体ですので当然丸みがありますが、少しエッジがある方が坂本らしさが出ると考えました。その塩梅を造型に反映するのが難しかったです。
──台座にもなっている足元の瓦礫についてはいかがですか?
メガハウスK 坂本太郎は扱う武器が小柄なものが多く、立体物にした際迫力に欠けてしまう点に悩みました。そこを補完するため、大きさとフィギュアのシルエットに着目し、ダイナミックな構図にしてみました。
一般的なフィギュアは台座の造型も平面のもので成り立っていると思いますが、三次元的に瓦礫を配置することで、360度何処から見ても違った表情を楽しめる魅力が出せたかと思います。
──このフィギュアのベストアングルを教えてください!
メガハウスK キャラクターフィギュアの場合、キャラクターと目線があっているのがベストポジションだと思うのですが、今回あえて外したこのアングルになります。
普段の「冷静沈着でまっすぐな性格」から戦闘の際には、標的を倒すことのみ考えているであろうこのアングルがカッコいいポジションになるのかなと。
メガハウスK メガネを通さなくても目が合うところもポイントです!
──最後に、インタビューを読んでいただいた皆様にメッセージをお願いします!
メガハウスK フィギュアの魅力や注目してほしい点など色々お話しましたが、究極のところ「推しが部屋にいると嬉しいな」ということにしっかりフォーカスしたフィギュアになっていると思います。個人的にも大好きな作品でありキャラクターでもありますので、胸を張って楽しんでもらえる仕上がりです。ぜひあみあみでご予約をお待ちしております。
──ここからは「G.E.M.シリーズ 『SAKAMOTO DAYS』 てのひら坂本さん 完成品フィギュア」について伺いたいと思います!
メガハウスM 私も原作を読んでいまして、とくに坂本さんと南雲さんが好きなキャラクターです。
バトル漫画ではありますが、てのひらシリーズだからこそ表現できる〝日常にいるような雰囲気〟で仕上げたいと思い企画提案しました。普段と違う坂本さんをみせたいなと。
もともとG.E.M.てのひらシリーズのコンセプトでもありますが、フィギュアと目を合わせられるのがいいところだと思っています。バトルシーンの敵視した雰囲気とは違った、家族や仲間思いの坂本太郎を、家族に向けているような優しい表情、バトルシーンとは違う表情で再現したいなと考えました。
──動に対して静という印象ですがいかがですか?
メガハウスM 戦闘シーンではないのですが、だらっとくつろいでいるわけでもなくという塩梅です。
衣装についてはエプロンやTシャツとも迷ったのですが特別感を出したいので、あえてスーツにしました。
ただ体型がとても良いキャラクターなので、その魅力をスーツを着た状態でうまく見せることに悩みました。ポイントとしては、他のキャラクターと比べても鍛えられていて首が太い。手もゴツゴツしている。袖をまくって、手首や腕の筋肉の感じをスーツからしっかり見せられるようにしています。
──参考資料などは活用されましたか?
メガハウスM 体格のいい人がスーツ着てどうなるかは、画像を検索して検討しました。
脚太のキャラクターですがあまりスーツでピチピチにするのもカッコよくない。ダボっとしてしまうのもカッコよくない……と原型師に尽力いただきました。
華奢な感じにならないように、肩幅や胸の厚みもキャラクターの特徴に合わせて表現できていると思います。
──スーツもオーダーメイド感がありますね。
メガハウスM スーツの色についてはいただいた資料をもとに進めました。
どうしてもメンズ物のスーツのつくりに関してわからない部分があったので、スーツに関しては原型師、彩色をお願いしている方に時間をかけて調整をお願いしました。
靴についても汚しを入れるか迷ったのですが、坂本太郎は職業的にも仕事道具はきれいにしているのでは?という印象もありますので、靴はもちろんそこ以外の細部にわたってポリシーを凝縮しています。
メガハウスK スーツって難しいですよね。
でもこの脇腹のしわがすごくいいです。腕とわき腹の隙間のチラリズムも。
メガハウスM 急に入ってこないでもらっていいですか……。
メガハウスK いや言いたくなるくらい良いってことですよ!
個人的にこのパリッとしたしわの入り方が革靴らしくて良い表現だなと思います。
自分の履いている革靴にしわが入るとムカつきますが……。
──ポージングについてはいかがですか?
メガハウスM ある程度座りポーズはパターン決まってくると思いますが、坂本太郎に関してはドカッと座っているイメージもあります。きっちりとした性格なので単純な胡坐ではなく、くつろいだポーズだとどういう形がいいかと悩みました。
メガハウスK 品位がありますよね。強くてカッコいいオールバックの男。
メガハウスM また割り込んでくる(笑)。
そうですね、暴力的な感じでもなく、大人の男性のカッコよさが出ていると思います。
坂本太郎は元最強の殺し屋で今は愛に生きているので。品位が無くなるとただ粗暴な人のフィギュアになってしまいますので……(笑)。
──表情のポイントはありますか?
メガハウスM ほんのり口角があがっているところですね。
あまり敵を警戒するような視線は避けたかったということもありますが、寡黙でクールなキャラクターなので笑顔まではいきませんが優しさは表現したかったんです。
また、フェイスラインがイケメンで鼻がシュっとしている顔立ちで、髪型がオールバックと前髪の情報量が少ないのですが、フェイスラインを横から見てもカッコよくなるよう額の広さも調整しています。
媚びる感じのキャラクターでもないので“こうだといいな”という姿にまとめています。
──あえてメガネも無しということでしょうか?
メガハウスM そうですね。シチュエーションとしてはオフのくつろいだ場面になるのと、衣装もスーツということもありあえて無しでやってみました。
──メガネ無しですとまた印象が変わりますね。
メガハウスM 輪郭も変わって求心顔でシュっとしていたり、エラの張りや喉仏であったり。
肉も骨もあるので全体の塩梅調整が難しかったですね。
ヘアスタイルがオールバックでのっぺりとした真顔だとカッコよくないので、彫りの凹凸ははっきり表現しました。彫りが深いと難しいですね。
──ベストアングルを教えてください!
メガハウスM てのひらの上でこう目線を合わせてほしいというのはもちろんありますが、この目がギリ見えるアングルも個人的には好きです。
メガハウスM あと背中からのアングルも好きですね。背中で護る父の姿、安心感があります。
正面、背中と1体で2倍楽しめる仕様になっています!
──最後にインタビューを読んでいただいた皆様にメッセージをお願いします!
メガハウスM G.E.M.てのひらシリーズで並べて飾る楽しみもありますが、同じ空間、身近な場所、てのひらの上など1対1でユーザーと目線を合わせて楽しめるのも魅力だと思っています。ぜひお手元で楽しんでいただけると嬉しいです。
皆様に笑顔になってもらえるように開発を進めますので、ぜひよろしくお願いいたします。

──同じキャラクターフィギュアが同時に商品化となりましたが、相談はされましたか?
メガハウスK 全然しなかったですね。
原型としてはG.E.M.てのひらシリーズが先に進行していたこともあり、自分の進めていたフィギュアがスケッチから原型に着手した際、顔の造型や表現の仕方で二人とも悩んだのでそこで意見交換をしたくらいですね。
結果的に別ベクトルのフィギュアになりました。
──ぜひ両方ゲットしていただいたいですね!
メガハウスM どちらのフィギュアも推しポイントが違うので、両方買ってほしいですね。フィギュアのサイズや価格帯も違うのですがぜひお願いします。Kさんのフィギュア坂本太郎は女性から見てもカッコいい体格で……(笑)。
メガハウスK なんで笑ってるんですか!
メガハウスM すみません、真顔で真剣に聞いているのが面白くてつい。
──今後メガハウスから『SAKAMOTO DAYS』のフィギュアは続きますか?
メガハウスK スケールフィギュアの方からは南雲、神々廻、あと大佛が続きますね!
メガハウスM G.E.M.てのひらシリーズからも南雲を予定しています!
──楽しみです! お2人共ありがとうございました。
メガハウスK・メガハウスM ありがとうございました!
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【限定販売】『SAKAMOTO DAYS』 坂本太郎 完成品フィギュア 商品ページG.E.M.シリーズ 『SAKAMOTO DAYS』 てのひら坂本さん 完成品フィギュアメガハウス 公式サイト©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
※記事内では開発中の彩色見本を使用しております。






















