「あみあみメカスマ秘密基地」ではグッドスマイルカンパニーのブランド『メカスマ』にターゲットを絞って、その魅力をお届け!
2016年に放映された『クロムクロ』から、MODEROIDで初のプラキット化となる同名の主人公機が予約受付中。テストショットを取材したレビューをお送りします!
※『メカスマ』とは?※
グッドスマイルカンパニーがメカ&ホビーを愛するユーザーに贈る、ロボット、メカニック、ヒーローをテーマにしたホビーブランド。
グッスマならではのクオリティと、ユーザーに負けない熱いハートを込めて送り出されるメカは、時代を超えて幅広い作品からのセレクトで、製品仕様もフィギュア、キット、合体トイなど様々な形態でメカの魅力を再現しています。
『クロムクロ』はP.A.WORKSの15周年記念アニメーション作品として制作された、同社初のオリジナルロボットアニメ。戦国時代から蘇ったサムライと現代の女子高生の出会いから始まる、時代を超えた戦いの物語が描かれました。
ジオフレームと総称される人型機動兵器の大元となった、劇中の60年前に立山・黒部のトンネル工事で発見された「アーティファクト」であるクロムクロ。
ジオフレームがアクションシーンで見せる動的な重心制御を意識した動きなど、現実の最先端ロボット工学を元にした描写がいち早く取り入れられていました。
工業用ロボットアームを思わせる片持ち型の肘・膝関節や、細い足先のプロポーションもそういった描写を前提にした機能性の感じられるデザインで、もちろんMODEROIDでも忠実に再現されています。
ここが気になる!
一見すると、この小さな足首でちゃんと立てるの!? などという疑問も湧いてきますが、このコンパクトな足首周りに左右スイングと前後動、捻りの3軸の関節が内蔵されているので、角度の調節でしっかり足裏を接地して自立することもできるんです。 |
また、腰の後ろの角柱状パーツに簡易支柱を取り付けることで、三点支持でより安定したディスプレイが可能になります。 |
全身のカラーリングは、黒に和風のテイストを感じさせる朱色のツートンを成形色とパーツ分割で再現。全身に散りばめた金の鋲のディテールはシールが付属します。
非対称な形状の頭部は、黒と銀の成形色に、カメラアイや細い赤ラインの塗り分けが彩色済みパーツで再現されます。
ここが気になる!
ブロック状パーツを組み合わせたような複雑な面構成もしっかりと造形されています。 |
微妙にRのかかった胸周りの面やエッジを落とした肩の装甲など、繊細な形状再現は組み立てる際にもパーツひとつひとつ楽しんでいきたいですね。 |
背中には、コクピットブロックであるもう一つのアーティファクト「ザ・キューブ」の格納を再現。
ザ・キューブの着脱が可能となっています(劇中で“馬”と呼ばれていた移動形態には変形しません)。
主要な黒と朱色のカラーリングは複雑な分割の成形色で再現し、格納時に背面に見える部分の細かい模様はシールが付属。
本編中の戦闘シーンでは、剣之介の技量と機体の運動性能により見事な剣劇を見せたクロムクロ。
MODEROIDでも独特な関節構造を再現しながら、全身可動によるアクションポーズを決めることができます。
可動部のボールジョイントや軸受けには、丈夫なABS製の関節パーツを使用。
肘は片持ち軸とその先の関節の2段階の可動で深く曲げ、背負った2本の鞘から抜刀するように超振動刀の柄に手をかけるポーズも。
右手の持ち手は手首の角度が違う2種類が付属して、刀を構える、振り抜くといったアクションによって使い分けられるようになっています。
左手の持ち手1種も付属するので、二刀流も可能。
脚・腰の可動範囲も広く、地を這うような低い構えも!
脚部には膝の下の脛部分にも関節があり、いわゆる鳥脚状態にして衝撃を吸収するような姿勢も再現可能。
腰の下には3ミリの挿し込み穴があり、先述した付属の支持パーツの他に別売りの「THE シンプルスタンド×3」を使用することで、さらに幅広いアクションでのディスプレイに対応しますよ。
メカデザインを手掛けた岡田有章氏による描きおろしイラストのパッケージもクールな「MODEROID クロムクロ」。
ただいま好評予約受付中です!
(文 TAC☆)
©クロムクロ製作委員会
※画像は開発中の製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
※商品に付属しない備品を使用し撮影している場合があります。ご了承ください。