戻ってきました静メカです!(ただし不定期)
だって「食玩で『戦闘メカ ザブングル』が出る」と聞いては黙っていられない!
バンダイキャンディ事業部の多色成形キット「ミニプラ」から、15歳以上の大人ユーザーに向けたハイクオリティライン「スーパーミニプラ」が誕生。その第1弾に『戦闘メカ ザブングル』が選ばれました。まもなく発売のこのアイテムを、実際に組んでみてご紹介です!
※記事の作例の一部に、開発中のテストショットを使用しています。それらは実際の商品と異なる場合があります。詳しくは画像クリックでご確認下さい。
内容は「ブングル・スキッパー(ザブングル上半身)」「ブングル・ローバー(ザブングル下半身)」「トラッド11タイプ」「ギャロップタイプ」の4種。うち「トラッド11」「ギャロップ」は、茶色タイプと緑タイプがラインナップされているので「全6種」となります。
※「トラッド11」「ギャロップ」の茶色タイプと緑タイプの外箱は同じです。1BOXで4種揃いますが、茶色タイプと緑タイプの封入はランダムになります。
「スーパーミニプラ 戦闘メカ ザブングル」組み立て
アイ部分のクリアパーツ用に、ホイルシールが用意されているのもありがたいです。
作業時間はゆっくりと作って1時間ほど。4種のうちこのアイテムが一番パーツ数が多く、製作時間がかかる感じです(それでも1時間で作れてしまうのですが)。
合体前用の機首パーツ、翼パーツなどが付属します。
作業時間はこちらも1時間ほど。上半身よりは早く仕上がった感じです。
ザブングル用の4連ハンドキャノン、ホバギーが付属。シールはこれらの付属パーツ類に使用します。
トラッド11、ギャロップは、慣れれば1体30分もかからず組めました。数が揃って映える機体でもあるので、これらは沢山そろえてみても楽しいですね。
「スーパーミニプラ 戦闘メカ ザブングル」完成
まず、食玩とは思えないプロポーションの良さに驚かされます。成型色も明るすぎず暗すぎず、シールの使用でディティールもフォローされています。この元々の「ミニプラ」のレベルの高さに、ハイターゲット向けのこだわりも盛り込んだ「スーパーミニプラ」第1弾として、申し分ない完成度の高さを見せつけます。背中からの眺めも、クリアパーツの鮮やかさが効いていますね。
どうですこの「ザブングルらしいイメージ」の再現度の高さ!80年代アニメメカ特有の、曲線と直線が絶妙に交じり合った、肉感的なデザインを完全立体化しています。特に下半身~足首のラインが美しい!武装に対応した握り手パーツ×2、開き手パーツも付属し、作った後の「飾る」「遊ぶ」のもこんなに楽しいです。
またラインナップ全4種(1BOX)揃えると、両肩&両腕に武器を装着した「フル武装ザブングル」になります。
1体につき1個ガムが付属し、「ブルーストーンは美味しいお菓子だった説」的に、ギャロップのお尻に乗せて運搬ごっこもできます。
このままでも完成度が高い「スーパーミニプラ ザブングル」ですが、せっかく自作するのであれば「ちょい足し」してみましょう。プラキットを作ったことが無い、特別な道具を持っていない方も出来る方法ですので、是非お試し下さい!
茶色のマーカー(画像左)だと泥っぽく、グレー系のマーカー(画像右)だと機械のススや石炭っぽく見えますね。細めの綿棒や爪楊枝もあると、細部までキレイに仕上げられます。
もう少しプラキット製作に慣れている、という方には、エナメル塗料でのウェザリング(画像右)もオススメです。画像ではブラウンとイエローオーカーの2色を重ねています。
仕上げ用に、トップコートスプレーがあると便利です。上記でご紹介した工作では「水性つや消し」を最後に1回スプレーしてあります。表面のツヤが抑えられると同時に、スミ入れやパウダーを保護します。
※トップコートには種類、性質があるので、工作によって使い分ける必要があります。工作によっては水性トップコートが使えない場合があるのでご注意下さい。
荒野をイメージしたジオラマを作ってみました。
この記事は「製品としてのご紹介」なので、大掛かりな工作はしておりません。ただ逆に言えば、素組みでここまでの物が出来るということ!
素組みのままで動かして遊ぶのも良し、ちょっとだけ手を加えてみるも良し、もちろん掟破りのプラキット猛者の方々は、フル塗装、軸加工など大いに挑戦してみるも良しです。懐かしの名作ながら、非常に挑戦心と可能性を秘めたアイテムになっております。
また、当記事でご紹介した作例は「あみあみ秋葉原店」にて展示予定!実物を見てみたい、という方は、あみあみ秋葉原店にもお越し下さい!
今後、静メカは不定期でライター参加する予定です。
次回は未定ですが、また引き続き皆様に楽しんで頂ければ嬉しく思います。